希望
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昨晩、深夜になって帰宅を致しまして自宅PCの電源を入れメールをチェック致しておりますと突然この写真が目に飛び込んで参りました。昨日は月末の支払いを翌日に控え世の中の最も厳しい側面に立ち向かわなければならないと言う1ケ月の中でも選りすぐりにハードな1日でありまして、そこに見積もりが立込み、入荷したパーツが上手く合わずに工場の作業が遅れ、外注先からの納期も遅れ、さもすると雑誌社よりパーツのデータの写真の送付を突然依頼され、景気の事や政治の事、はたまた帰りの道で前方を走っていたやたらにブレーキを踏む車の事等々が重なり帰宅を致しました私は正直憔悴をしきっておりました。
そこに一切の前触れも無く突然現れましたこの汚れを知らぬ天使の寝顔であります。
PCの画面を見つめる事しばし... 私だって汚い大人になりたくてなった訳ではありません。
そして私は笑っておりました、嬉しくなってであります。
この純真無垢な寝顔を見つめておりましたら世俗にまみれたこの私でありましても何かこう素直に『希望』と言うモノを感じる事が出来ましてそれがとても嬉しかったのであります。命とか時間、宇宙とか奇跡、そして神とか... 尊さと言う事の実感が湧いて参りました。
私は子供がおりませんので我が子誕生の瞬間の喜びは想像する範囲でしか有りませんがきっと皆様『生きていて良かった』と心の底より思われる事なのでしょうね。 お子様をお持ちの皆様は同じ体験を通じ同じ感覚を共有される瞬間があるのだと思うと羨ましくも有りまたそんな私の気持ちも含めましてもやはり人生は素晴らしい。
この娘のパパは筋金入の大不良でありますがおじさんが居るから大丈夫...
M御夫妻、本当におめでとうございます。