ハーレーに乗る様になって以来、雨振りの日が大嫌いになりました。暑さや寒さは私の場合さほど気になりませんが走るにあたってはそれはやはり青空の下に限ります。その日が例えば朝から雨降りならば諦めをつける事も出来ますが、天気予報の降水確率を頼りにさてこれからバイクを出そうものかどうしようかと迷う時の、その言わば男:バイカーが雨ごときで浮わついてしまい曇り空としばし睨めっこをしてしまうと言うこの何とも情けない状況がたまらなく憂鬱で有りまして、しかしそれであってもハーレーには乗りたしと ...
そうした迷いの回数が多くなるこの時期。陰鬱な曇り空の下ではいつでも紫陽花の花がゆらゆらと揺れております。 以来この梅雨の時期に一斉に咲き出す紫陽花の花を見るだけで私は心底ウンザリとした心持ちになるのであります。